斜頸
タグ:病気
斜頸
概略
外耳炎、内耳炎、脳神経の障害などによって引き起こされる首が傾く病気。平衡器官が障害を受けている場合、まっすぐ歩けなくなったり、くるくるまわったりする事が見られる。症状
内耳炎や脳神経の障害の場合、初めは軽い首の傾きがみられる。徐々に傾きが大きくなり、うさぎがまっすぐに歩けなくなる。酷くなると同じ所をくるくる回るようになり、眼は瞳が左右に振れるようになる。こうなると自力で食物を食べることが出来なくなる。内耳炎などの場合、細菌感染が原因であると、スナッフルや鼻水などを出すこともある。原因
パスツレラ菌やエンセファリトゾーン原虫などが考えられる。前者は、内耳にある平衡器官への感染、後者は脳への感染によって、斜頸になる。対処方法
1)直ぐに獣医師に相談する。診断のもと、抗生物質で治療を行う。早期に治療すれば完治する可能性も高くなる。
2)他の部分の感染症などがある場合、スナッフルなど、その治療も行う。
3)餌入れを低い場所に移すなど食べやすくするとともに、ボトルと一時的に止めて水入れにする。
4)自力摂食できない場合は、水入れや餌入れに口を持っていく手伝いをするか、
口まで食物や水を運ぶ。基本的に流動食はいらない。
出来るだけ早く獣医師とともに治療にあたる事が一番大切!!