うさぎって!?基本的な事

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うさちゃんを理解するのに「ウサギ」という動物を理解する事はとても大切です。なぜ、私たちと生活するうさちゃんは、こんなに馴れるのか?うさちゃん本来の性質や能力はどういうものなのか?

これからうさちゃんと一緒に生活する方、既に生活する方、一番基本的な事をまず知って、あなたのうさちゃんの理解に役立てて下さい。

1:うさぎとは?

うさぎには、穴ウサギと野ウサギの2種類がいます。穴ウサギと野ウサギは、重歯目、げっ歯類のネズミとは違う仲間です。1997年頃のうさぎ用品のパッケージには、「ウサギは、ネズミの仲間でげっ歯類です」なんて書かれているものがありました。実は、うさぎの前歯の後ろには歯があり、2重になっているのです。ですから、当たり前ですが、ネズミとは違う仲間です。

2:日本に昔からいるのは、野ウサギだけ

日本には、元来穴ウサギは棲息していません。ですから、穴ウサギと野ウサギを区別して考える人もあまりいないと思います。江戸時代から穴ウサギも日本に持ち込まれたと記録が残っているそうですが、実は今あなたの隣にいるうさちゃんは、日本での歴史が意外と浅いのです。

3:野ウサギは、世界中に沢山の種類があるのに、穴ウサギは、1種類だけ

実は穴ウサギの種類は、ヨーロッパアナウサギ1種類しかなく、地中海周辺等が穴ウサギの発祥の地などと言われますが、ペットとして飼われているすべてのウサギは、ヨーロッパアナウサギを家畜化し品種改良されてきたものです。穴ウサギは、ラビット(Rabbit) 野ウサギはヘア(Hare)、英語では、言葉として穴ウサギと野ウサギを完全に区別します。ラビット(Rabbit)とは、穴ウサギの事を指し、日本にも棲息する野うさぎはヘア(Hare)といいます。

4:穴ウサギと野ウサギは、似ているけど繁殖も出来ない違う種類

名前が違うのには理由があります。この2種類は、実は見た目は似ていますが、交配できない程、離れた種類なのです。性質も能力も違います。

5:日本でのウサギのイメージ=野ウサギ

日本では、言葉がない事で分かるように、うさちゃんのイメージが、穴ウサギというよりも野ウサギという事が強いかもしれません。テレビの映像で自然の中で走り回る姿の多くは、野ウサギです。

6:野ウサギの特徴

 下半身が発達し、運動するのに適している 
   長時間走れる能力を持っています。
   これは、多くの場合、敵から逃れる為です。
 穴ウサギと比べて心肺機能の高さ
   心臓か大きいことからもその心肺能力は想像できます。
 巣穴などを持たない
   草原の薮の中で子供を産みます。基本的に一カ所に巣を作りません。
 繁殖の時を除いては、基本的に単体で行動
   群れを作らないので、社会性がないのかもしれません。
 子供は、生まれた時から目が開いていて、短い時間で走り回れる
すぐに走り出せるように生まれます。妊娠期間も穴ウサギと比べて長くなります。

7:穴ウサギの特徴

 短い前足をもち、穴を掘るのに適している
   野ウサギと比べてずんぐりむっくりなのは、写真をみるとすぐに分かります。
   穴を掘る為に短くしっかりした前足が特徴です。
 小さな心臓で長時間の運動には適していない
   敵から逃げる時には、自分で作った迷路のような穴に入ります。
   これは、心肺機能のなさから来た知恵なのか、
   穴を掘って生活する為に心肺機能が必要なくなったのかは分かりません。
   瞬発的には驚く程の能力、ジャンプ、直角ターンを見せますが、長続きしません。
 穴を使い分けて、巣を作る
   穴ウサギの名前の由来です。
   ワレン(Warren)と呼ばれる巣穴のトンネルを作り集団生活しています。
   トンネルは、複雑な形をしていていくつものスペースを使い分けます。
   時には、集団の中の他の穴ウサギと共存してスペースを使います。
   実は、もともと日本にいなかった種類ですので、
   野生化する事で日本の動物の生態系を崩してしまいます。
   実際オーストラリアやニュージーランドでは、野生かした穴うさぎが大繁殖し害獣化しています。
 集団で生活する
   意外と知られていない事です。
   穴うさぎは、集団で暮らし仲間を作る習性があります。
   穴うさぎは、社会性と社交性を持ち合わせた動物です。
   今あなたの横にいるうさちゃんは、
   この習性があるからあなたと家族になれたのかもしれません。
 子供は、生まれたとき耳や目も閉じていて毛も生えていません。
   生まれてから約2週間で目が開きますが、巣から出れば敵に簡単に捕獲されてしまいます。
   また、目が開いてもまだまだ赤ちゃんです。
   穴ウサギのお母さんは、数ヶ月かけて子供を一人前にします。