うさぎの病気

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1)「うさぎの病気」を理解する時、先ず、うさぎ自体を理解する必要があります。

うさぎは完全草食動物です。植物を食べてエネルギーにする為に、特別な方法を持っています。それは、食糞行動です。消化しにくい植物から腸内に共生している細菌(善玉菌)の力にを借りて、ビタミンやタンパク質等を造りだします。これがいわゆる盲腸糞というものです。この盲腸糞を再び食べることによって多くの栄養を摂取します。ここにうさぎと細菌の大きな関係があります。うさぎにとって腸の働きはとても大切なもので、腸の調子が健康に大きな影響を与えます。この腸の働きを潤滑にするために十分な食物繊維(粗繊維)が必要となります。また、消化器官の入り口にある歯は、永久に伸び続けます。これは、植物を食べるうさぎにとってはとても大切な能力ですが、それに見合った食事をしないと、伸び続ける歯が悪さをします。ここで十分にすり潰す運動を行う食べ物を与える必要があるのです。

うさぎは自然界の中では補食されてしまう動物です。そのために様々な智恵を本能としてもっています。うさぎ独特のテリトリー(縄張り)は、その代表的なものと言えるでしょう。安全な場所を少しずつ広げ、自分なりのルールを作っていきます。この作り方は、雄と雌では大きく違いますが、ルールを作るという点では共通しています。ここにうさぎの言葉を理解する可能性が見えてきます。うさぎと一緒に生活しているオーナーが、注意深く観察すると少しずつその意味が分かるようになります。また、うさぎは素早く行動するために強靱な筋肉と軽い骨格をもっています。視覚にはあまり頼りませんが、約360度動く物を敏感に見分ける事ができます。しかし上の方はあまり見えません。という事は上から手などが伸びてくると驚きます。これは恐怖に繋がるかも知れません。臭覚は、犬のようないろいろなものをかぎ分けるというものではなく、必要なものを判別するような機能のようです。味覚はとても優れているため、うさぎ特有の警戒心と相まって偏食が起きます。小さな頃からいろいろな物を食べさせて、偏食が起きないようにすることも大切です。

2)うさぎの病気を理解するのは、獣医師に任せましょう。

病気についていろいろ悩む前に獣医師に相談しましょう。そして、獣医師の診断をしっかり聞き、最終的にオーナーが判断をしましょう。普段の生活を一番知っているのは、オーナーです。十分な情報がない時には獣医師の診察も正しくない時があります。多くの場合の獣医師の診断は、断定ではありません。いろいろな検査や情報から、「おそらくこの病気に違いないでしょう」というものです。たとえ、診断が違っていても獣医師の責任とは言えません。家族になったうさぎを守るには、オーナーの観察力と獣医師との連携がとても大切です。是非、あなたのうさぎの家庭医を作って下さい。

3)「うさぎの病気」では、病気になってしまった後のケアについて説明してきます。

オーナーにとって、ケアが一番難しことだと思います。医学的なサポートは獣医師が行いますが、毎日のケアはオーナーの仕事になります。できる限りいろいろな方法を掲載していきます。なにか新しい方法があれば教えて下さい。

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